ついに「シベールの日曜日」、しかし…

先月の終わり頃だった。オンデマンドの映画プログラムをチェックしていたら、4月から「シベールの日曜日」の配信がはじまったことを知る。
 …うれしい (T-T)(T-T)(T-T)。
私にとっては幻の映画だった。長年観たいと思いつつも、ビデオはレンタル屋で見たことがなく、そのうちビデオデッキは壊れ、DVDも出ておらず、昨年のNHKBS放送で見逃して悔しい思いをし…、なぜか観られない映画だった。
オンデマンドをはじめてみたものの、基本料金ほどは活用していないなぁと思っていた矢先だった。これだけで、オンデマンドに入って良かったと思った。
ついに「シベールの日曜日」鑑賞。もう一度観たくなる映画だ。
しかし。疑問が浮かんだ。
私はフランス映画だと思っていたが、コロンビア配給で、英語だった。コロンビアの女神で「?」、最初の英語セリフで「???」が浮かんでしまった。監督はフランス人、ストーリーも景色も雰囲気もフランス映画なのに、英語のセリフには違和感がある。サイズは、スタンダードサイズ(縦横比が1:1.37)だったが、横に人の顔がならぶカットなどで、顔がすごーく縦長になっている…これはおかしい。
見終わった後、データを調べると、やっぱりフランス映画。しかも、サイズはシネスコ(縦横比1:2.35←映画検定で学んだ知識が役立っている(^^))と記されている。つまり、シネスコは、スタンダードより倍ぐらい横長サイズなので、両端をトリミングし、どうしてもトリミングできないカットは画面を無理に縦にのばしたってことか。スタンダードで観ても、監督が映像に凝っていることがよく分かるだけに、トリミングしているとは許せん(怒!)。
私が観たのは、アメリカ公開用の英語吹替え版なんだろうか?。主演のハーディ・クリューガーの声は、本人の声のような気もするが、自信がない。フランス語版、シネスコサイズというオリジナルがあるとすると、英語版はトリミングどころか、カットされている可能性もあり、オリジナルとかなり違うかも…という疑いが湧いてきた。フランス語版オリジナル、あるのだろうか。気になる~。
この辺の事情を知っている方がいたら、教えてください。

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