NHKBSで、9月9日からアンジェイ・ワイダ監督の作品が放送される。ポーランドの巨匠で、82才の現在も映画を撮り続けている。
私が観たのは、中学生の頃にテレビで観た「灰とダイヤモンド」のみ。何年か前に、中学の頃の日記を発見して、読み返したときに、「灰とダイヤモンド」の感想が書いてあった。的はずれなような感じもするが、小生意気なことが書いてあり、驚いた。難しいなりに何か感じるものがあったのだろう。今となっては、内容をよく覚えてないのだが、ラストシーンだけは強烈に印象に残っている。日記にも、ラストに「ゴミのように死んでいく男」のことが書いてあった。
ずっと気になっていて、もう一度観たいと思っていたが、アンジェイ・ワイダは、私が知る限り、１本もDVD化されていない。なので、今回の放送はかなり貴重である。紹介しておこう。
9月9日 「世代」1954年
9月10日 「地下水道」1957年
9月11日 「灰とダイヤモンド」1958年
9月12日 「大理石の男」1976年
ついでに、NHKの番組表をチェックしていたら、18日に「ジーザス・クライスト・スーパースター」の放映があることも知る。これもDVD化されていない名作。ミュージカル映画で、音楽が素晴らしい。ロック好きにオススメ。
たまに、こういう鑑賞機会が滅多にない作品を放映するから、あなどれないんだよな…NHK。
