伊勢虎屋 ういろ

100308isetoraya.jpg旦那が名古屋出張だというので、お土産に伊勢虎屋のういろうを所望した。
もともと、ういろうって好きじゃなかった。お土産に何度かもらったけど、ビニールにぱっつりと包まれてさ、色も人工的だし、味はハッキリしないし、食感はもそもそ。名古屋人が、ういろうは重量があって見栄えがするからお土産に好むという都市伝説を本気で信じていた。美味くはないが、お土産用として生き延びている伝統菓子なんだろうと。
しかし、そんな私のういろうに対する誤解を解いたのが、このういろうである。

伊勢虎屋 ういろ 1本300-600円ぐらい。

本店は名古屋じゃなくて、三重だけど、名古屋の百貨店には大体店舗があるみたい。東京では池袋の東武デパート1店舗のみ。伊勢虎屋さんのHPからお取り寄せもできる。

数年前、やっぱり名古屋出張だった旦那が、お土産に買ってきたのだった。名古屋の人にお土産のおすすめを聞いたところ、この店の前まで連れて行かれたという。私は、内心、ちぇっ。ういろうか…と思った。
しかし、見た目が今までのお土産ういろうとは違っていた。ビニールなんかじゃなく、きょうぎに包まれているし、みずみずしい。そして、食べてびっくり。ういろうの概念が180度変わった。ういろうって、こんなに美味しいものだったんだー。もちっぷるっとした食感、小豆や抹茶や素材の美味しさがしっかりとある。甘さは控えめでいくらでも食べられそう。もっちりした水ようかんみたいな感じだ。それ以来、ここのういろうの大ファンになってしまった。年に数回程度だけど、池袋に行く時は東武デパートで必ず買って帰るぐらいである。値段が手頃なのも、うれしい。

写真は、手前から桜ういろ、こしあんういろ、抹茶ういろ。季節によって種類が変わる。どれも美味しいけれど、私がおすすめするのは、よもぎういろ。よもぎういろの間に小倉ういろが挟んである。よもぎと小倉ってよく合うんだよな。

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