5月の映画鑑賞メモ

そうそう、このHP・Blogは映画がメインだったわ。忘れるとこだった…ヾ(–;。ちっとも見てないな。

5月3日
フランソワ・オゾン『しあわせの雨傘』,2010年,フランス,下高井戸シネマ

女性が元気になれるフレンチコメディ。カトリーヌ・ドヌーブの映画。彼女が雨傘工場の奥さんというだけで笑ってしまう。『シェルブールの雨傘』で、自己主張できずに幸せになれなかった女の子が、こんなふうに年を重ねていたらいいなと思った。『シェルブールの雨傘』を知らなくとも楽しめる。
70年代テイストが素敵。ファッションや小物はもちろんだけど、分割画面を使ったりして映画の作り方にまで70年代の流行を取り入れるセンスが好き。フランソワ・オゾンは、女優の魅力を引き出すのがうまい監督。あのドヌーブに2本線の赤ジャージを着せようなんて考えつくのはこの監督だけだと思うわ。

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