PC掃除のススメ

暑くなってから、Windowsの読み込みが遅い、時々読み込まないこともある。
…( ̄0 ̄; はっ!

苦い記憶がよみがえった。ハードディスクがとんだー(2010.4.6)。以前、同じ状況を放っておいたら、HDDがやられてしまった。この時の修理代が4万円(T-T)。原因は熱。私のPCは、デスクトップ、床置き。大して掃除もしない、埃っぽい部屋で使用しており、PCの吸排気口に埃がたまって冷却効率が落ちていたのだった。これは…やばい。
PCケースを開けてみると、予想したとおり、吸排気口のフィルターとファンに、埃がモッサモッサと付いていたのであった。これじゃあ、ファンが回っても、冷えないわ。掃除機で埃を吸い取り、さらに細かい埃をエアダスターで吹き飛ばす。PCを起動させると、Windowsの立ち上がりが早っ!。これで安心安心…

ではなかった。
気になっていたことがあった。それはCPUファン。PCのなかを見た時、CPUファンにはあまり埃が付いていなかったし、CPU周辺を触るのはちょっと怖いとこともあって、そのままにしておいた。しかし、PCを購入して以来、CPUファンを一度も掃除していないのであった。
CPU温度を計測できるフリーソフトがあると知り、ダウンロード。ま、たぶん、大丈夫だと思うけど、一応、測っとくかな、フフフ~ン~♪。ぐらいの気持ちだったのに…orz。

何もしていない状態で43度だとっー!。
ちょっと負荷がかかると、あっという間に55度!。ぎゃあ。

60度超えたら壊れてもおかしくないと聞いたことがある。これじゃあ、フォトショップで写真編集なんかしたら、あっというまに60度を超えてしまいそう。
再びPCケースを開けて、CPUファンをよく見ると。。。たしかに一見、ファンには埃がついていないのだが…その奥っ!げっ!。ファンとヒートシンクという部品の隙間に、埃がふかふかのカーペットのように張り付いているじゃないか。
CPUファンを外して掃除するのがいちばん良さそうだけど、取り外して、元に戻す自信がない。そこで、ファンの羽の隙間に綿棒を入れ、大きい埃を掻き出し、次に筆で細かい埃を慎重に取り除いた。最後に、エアダスターで埃をとばしながら、掃除機で吸引。と、ここまでやってしまってから、こんな自己流の掃除でCPUは大丈夫か?と心配になる。

おそるおそるPCを起動させると、「Windows」って出るのが、さらに早っ!。そして、ウチのPC、こんなに静かだったけ?と思うぐらい音がしない。埃づまりで、熱がちゃんと逃げなかったから、ファンが全力全開でブォンブォンまわっていたのかーっと、気づいた。
そして、気になるCPU温度は、31度!。負荷がかかっても43~44度。おおっー。CPUファンを掃除しただけなのに一気に10度も下がったよ。

cpu.JPGPCのケースを開けるって、慣れてないと怖いものがあるんだけど、高っいPCを快適に長持ちさせるには、掃除は大切と実感したのであった。
*ただしノートパソコンは、デスクトップのように簡単に中を開けることができないので(開けてしまうと保証がきかなくなる)、相当自信がある人以外は、修理屋に問い合せた方がいいかも
CPU温度計測したい人はこちらをダウンロード>Core Temp。 ↑ こんな感じで表示されます。

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