4月の映画鑑賞メモ

ハル・アシュビー『ハロルドとモード 少年は虹を渡る』1971年,アメリカ,DVD
カルト的人気のある作品で、一昨年あたりにリバイバル上映されて、話題となった。19才自殺願望のあるハロルド、79才生きることを謳歌するモード。60才年の差カップルの「恋」。でも「恋愛」より、もっと大切なテーマがある。死を知るということは、生きることを知るということ。時代は違えど、それはハロルドもモードも同じ。モードの過去を知るのは、わずか1カット。自由奔放な彼女の言葉や行動が重く見えてくる。

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