ペクソル ホットクミックス

韓国の屋台で流行ってるらしいおやつ、それがホットク。小麦粉と餅米粉を練った生地に、おかずや、餡、ナッツ、黒糖、蜂蜜なんかを入れて、多めの油で、平べったく、こんがりと焼いたもの。韓国風お焼き?。最近では、新大久保のソウル市場あたりにもホットクの屋台があるらしい。
半月ほど前、ちょこっっと韓国に行く機会があって、韓国の友人が、屋台でチャプチェ(韓国春雨タンミョンと野菜の炒め物)入りのホットクを買ってくれた。見た目、油っぽくて、ちょっと重そう…と思ったんだけど、ひとくち食べてびっくり。そとはカリッ、モチッ、なかから甘しょっぱいチャプチェがチュルン。すっげーうまいぞっ!。あっという間に、熱々をハフハフたいらげ、あやうく友人のまで奪いそうになった(笑)。

日本に帰ってきてから「ホットク」のレシピを検索してたら、「ホットクミックス」なるものが売られているじゃないか!。楽○で、韓国春雨と一緒にぽちっpc

ペクソル ホットクミックス
1箱(10個分) 500円くらい

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ホットクミックスの作り方は簡単。①ミックス粉にドラーイースト(付属)とぬるま湯を投入し、②木べらで5分ぐらい捏ね捏ね。③ジャムミックスという粉(付属)を中にいれて饅頭のように成形、④フライパンで多めの油で焼く。ジャムミックスはシナモン、ピーナッツ、蜂蜜の粉末だけど、熱が加わると、蜜状に変身する。今回は、半分はこのジャムミックスで、もう半分はチャプチェホットクを作ることにする。
チャプチェは自己流。①野菜を細切り、ごま油と塩で炒め、茹でた春雨投入、②酒、砂糖、醤油で適当に味付け。すき焼きとか、肉じゃがっぽい味つけを目指せばだいたいオッケ、③最後にコチュジャンと、香りづけに追いごま油(笑)をすれば、かなりそれっぽくなる←超テキトーsweat02。韓国春雨はさつまいもの澱粉なので、日本で使われる緑豆春雨よりプリプリッとしてる。代用する場合は、緑豆春雨より糸こんにゃくの方が近いと思う。

120929hotok.jpgチャプチェの調理時間のぞくと、半量(5個)分で、たったの30分で完成~。右がチャプチェホットクで、左がジャムミックス。

もっちもっち
うまうま

ホットクは、できたてで、生地がカリッとしているうちが一番うまい。
チャプチェ入りは、弾力ある韓国春雨とモチモチ生地がとてもよく合う。またチャプチェって、韓国で食べても、砂糖・みりん・酒・醤油味系の甘辛味で、日本人ならだれでも好きな味。新大久保あたりの屋台情報を見ていると、あんこや蜂蜜の甘いホットクが殆どで、おかず系はキムチチーズぐらいしかないんだけど、手作りするなら、このチャプチェ入りはおすすめ
ジャムミックス(シナモンピーナツ入り蜂蜜)は、半分に切ると、なかから蜜がとろーっと。た、たまんねぇ~(笑)。これは、チャプチェと違って、日本にはあまりない味かも。シナモンとピーナッツの香ばしさに大陸的異国情緒を感じる。私はかなり好み(←シナモン好き)。シナモンがちょっと苦手という人は、普通の蜂蜜や黒砂糖を包んでもおいしいと思う。
飲み物はスジョンガで。韓国の伝統飲料で、一言でいえばシナモンジュース(どんだけシナモン好きなんだと・笑)。シナモン、生姜、蜂蜜、干し柿などが入っている。韓国料理屋で、最後にデザートやフルーツと一緒に出てくることが多い。甘いけど、スッキリしている。焼き肉などのこってりした食事の後なんかには、さっぱりしておいしい。今回は缶ジュースで購入した。シナモンが薄い感じもするけど、まぁまぁ。1本70円ぐらい。

このホットクミックスは簡単だし、美味しいし、できたてが食べられるし、もう大満足でまた買っちゃいそうなんだけど。でも、やっぱりこういうモノは、行儀悪いと言われようが、屋台で買い食いするのがいちばんうまいねぇ(笑)。

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