10月の映画鑑賞メモ

ピーター・メダック『蜘蛛女』 (1993年,アメリカ,DVD)
汚職刑事が女殺し屋に翻弄されていく。主人公が汚職したり、浮気しまくったり、自ら破滅的な行動へ突き進んでいくわりには、メソメソしてセンチメンタル。一方の蜘蛛女は人間離れしすぎて、もはやコメディ。ハードボイルドなストーリーなんだけど、ベタベタとした感傷的演出で、いまいち。ゲイリー・オールドマン、レナ・オリンと役者も良いけど、二人ともらしくなかったなぁ。

ヘンリー・ハサウェイ『ネバダ・スミス』 (1966年,アメリカ,DVD)。
西部劇。両親を殺された若者の復讐の旅。純朴だった田舎の若者が、復讐を遂げるにつれ、人を裏切り踏みにじり、摩れて、お尋ね者になっていく。マックィーンが登場と最後ではまったく別人のようになっている。マックィーンの演技、格好良さが堪能できる映画。問題は…マックィーンが若者に見えないこと。お母さん役の方が若く見えるよ。

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