EF24-70mm F4L IS USM使ってみた

 レンズEF24-70 F4Lを使ってみたぜ。

 標準ズーム
休日の朝、めったにしない早起きをして(汗)、東大和南公園へ。多摩モノレール、玉川上水駅から歩いて2分。公園の一画に旧日立航空機立川工場変電所が空襲を受けた時のままの姿で残されている。

1枚目に撮った写真が上の写真。雲がおもしろかったので、建物と一緒に撮影。雲の白からグレーの微妙なグラデーション、滑らかさ、1枚目で今までのレンズとは明らかに違うと実感。一方で、コンクリートや金属はシャッキーンとしてシャープ。それぞれの質感がよくでている。
レンズだけじゃなくて、フルサイズというカメラの性能もあるけど、フィルムカメラも含めてこれまで使ってきたカメラ・レンズのなかでは最も解像感が良い。全体的にはシャープで硬質的な印象。でも微妙な色合い、グラデーションが綺麗、質感などまで表現してくれる。気のせいかもしれないが、広角のゆがみも小さいような気がする。  

130718hendensyo.jpg

(24mm F8 1/250 EV+1.0 ISO200)
雲の階調をきれいに出そうとすると、どうしても黒つぶれが出てしまう…orz。明るく補正すると不自然になるので、現像ソフトでもあまり手を加えなかった。実際に見た目は暗かったんだから、いーじゃん(←開き直り

130718hendensyo2.jpg

(70mm F7.1 1/100 EV-2/3 ISO00)
*私のモニターはプリンターとの色調整上、輝度と赤を抑え、色温度を高めに設定しているので、モニターによっては赤がギラギラするかも。

 マクロ
もっと驚いたのは、マクロ。近所のあじさいを撮影。
これは、いったいだれが撮ったのかしら?
と一瞬、思ったほど。だって、今までこんなにキレが良く、鮮やかな写真撮ったことなかったもの。絞ると花の奥までピントがきて、高精細、シャープな写真。解放近くだと、ピントの合うところはシャープだけど、花の後ろの方からボケて優しい印象に。花びらの色の濃淡も繊細で美しい。2枚とも手持ち撮影。慎重に撮影すれば手持ちでもいけそうだけど、できるなら一脚か三脚があった方がいいかも。 マクロは噂通り本格的。これだけ綺麗に撮影できるなら十分に満足。
後日、花びらにいたコガネムシをマクロで撮影したら、足の毛1本1本まで描写されていてちょっと気持ち悪いくらいだったわ…。

130718ajisai1.jpg

(マクロ73mm F5.6 1/60 EV-1/3 ISO400)

130718ajisai2.jpg

(マクロ73mm F4.5 1/60 EV-1/3 ISO100)

次は望遠ズームを考えていたけど、またまた悶々とさせるような事が…。次回はその話。

フォト蔵のアルバムに他にも写真upしてます↓。大きい写真で見ることができます。よかったらどうぞー。フォト蔵、たまに重いですー

旧日立航空機立川工場変電所 東大和南公園
旧日立航空機立川工場変電所 東大和南公園 by (C)shimi

あじさい
あじさい by (C)shimi

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