レンズをめぐる悶々 本編

Canon5DMarkⅡのボディを購入して1年。以来、お菓子の缶にちまちま500玉貯金までして(笑)、やっとレンズを買った。1本目のレンズは、
EF24-70mm F4L IS USM
2012年末に発売されたばかり。1本目のレンズを何にするかずっーと悶々していたが、これが発売されて気持ちが動いた。
あ、レンズとは関係ない話だけど、ストラップも替えましたの。あの「Canon 5D MarkⅡ」とロゴが入ったのはチョット恥ずかしいので。たまにふらっと立ち寄る自転車屋の若旦那からオススメされたんだけど、なかなかおしゃれで、使いやすい>NINJA STRAP

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昨年ボディを買った時、レンズは次の二つの選択肢を考えていた。予算は20万円。
①EF 24-70mm F2.8L Ⅱ USM
②EF 14-40mm F4L USM + EF70-200mm F4L IS USM
しかし、いずれにしても、これだ!とは踏み込めず、躊躇していた。

①は、標準ズームでは最高レベル。ちょうど私がボディを買った頃と同じ時期の12年9月に発売され、フルサイズを活かすなら、このぐらいのレンズはつけたいと思った。仕様を見ても、雑誌やレビューでも、解像力が高くて、絞り解放でもシャープ。単焦点より画質が良いという評判だった。
じゃ、何を迷ってるのってなことになるけど。値段が高い(参考価格24万1500円、市価20万弱)。重い(805グラム)。そしてIS(手ぶれ補正)がない。以前使っていたNikonD70のレンズであれば、70mmまでなら手ぶれ補正がなくても気にしないけど、高画素・高い解像度になるほど手ぶれに敏感になるので、ちょっとした手ぶれでも目立つのでは?という懸念があった。つまり、このレンズは、つねに三脚を使って、風景などをじっくーーーりと撮影する人向き。気軽に持ち出して、手持ち撮影もしたいと思っている私には、画質やF2.8という表現力に魅力は感じても、ホントに使いこなせんのかよ…と迷ってしまう。

②の広角と望遠の組み合わせも面白そうと思った。こういう超広角や望遠の写真は、レンズ交換のカメラでしか撮れないし、一眼レフを堪能するという意味ではいいかもと考えたのだった。実際、標準ズームを使っていても、50mm前後で撮ることはあまりなくて、広角、中望遠で使うことが多い。
しかし、「神レンズ」の異名をとるほど定評がある望遠ズームEF70-200mm F4Lはともかく、広角の14-40mm F4Lは発売が10年前と古く、MTFもイマイチ。できるなら新しい設計のレンズが買いたいじょ。となると、今のところ予算で買える手頃な広角ズームがなく、広角は標準ズームを買ってから単焦点超広角とか、フィッシュアイとかを買うという別な選択をした方がよさそうだという結論に落ち着く。キヤノン、広角レンズがちと弱いか…。

と、悶々していたところに、EF24-70mm F4L IS USMが発売される。キヤノンHPで見た瞬間、あ、コレいいかもと思った。価格が手ごろ(参考価格16万1700円、市価12-13万くらい)、重さも600グラム。ISあり。MTFを見ると画質も良さそう。技術はよくわかんないが(汗)、24-70でF4 ってことは、そんなに無理な設計はしてないのだろう。もうひとつ魅力だったのは、マクロ切り替えができること。カメラを持ち歩いていて、マクロ使いたいなという場面は結構ある。レンズ交換せずに、簡単に切り替えられるなら、これは便利。マクロ切り替え時の最短撮影距離は0.2m、最大撮影倍率は0.7倍。寄れるし、最大撮影倍率もまずまず。IS付きなので、手持ちでも気軽にマクロ撮影が楽しめる。いいぢゃーん。あと気になるのは画質。おまけ的なマクロ機能で、こんなの使えねぇーというんじゃ困る。
カメラにくわしい店員がわんさかいるYバシに行った時、マクロでの画質について聞いてみると、決してオマケではなくて本格的マクロ撮影ができ、マクロレンズとしてこれを買う人もいるぐらい評判が良いと言う。この一言で決まった
このレンズくださいっ!
ネットで買えばちょっと安いか?と思ったが、Yバシで説明してくれたお兄さんに敬意を払ってその場で購入。13万数千円、ポイント分を引くと実質的には12万4~5千円といったところ。 レンズ資金が残ったので、これにまた少し資金を積み立てて、次は噂の神レンズを買おうかなと検討中。

実際に使ってみた感想は次の回で。大したレポートじゃないのに、引いちゃってゴメンナサイ。いやもったいぶってるわけじゃないんだけど。書くのが遅いのよ、仕事もBlogも

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