烏骨鶏の卵

烏骨鶏はニワトリの一種。「烏」という漢字が使われているように皮も骨も内臓まで真っ黒。なのに、もふもふとした白い羽毛に覆われていて、観賞用としても飼われるという意外に可愛らしいニワトリ(写真でしか見たことないけど・汗)。
この烏骨鶏の卵は、普通の卵より小さくて(重量がMサイズ卵の約半分)、黄身の割合が多く、コクがあり、生臭さがない。美味で栄養価も高く、人気はあるが、産卵量が少ないので、とても高価。都心のデパートでは1個500円もするっつう噂。
しかし。ここを何処だと思って?。都心じゃないわ。秘境H王子よ。H王子には烏骨鶏の卵の生産者がいて、直接店に卸しているので、アウトレットモール近くの某スーパーと、東京唯一の道の駅H王子滝山では1個150円で買える。庶民には1個150円だってまだまだ高いが…でも、秘境では、高い確率でこんなこともあるのさ。

ハイ、出ました。
7個 300円  即決即買い。

もちろん賞味期限スレスレだけどね
この烏骨鶏の卵は、卵かけ、目玉焼き、オムレツなどシンプル卵料理でももちろん美味しい。またバターとの相性が良く、パウンドケーキ、クッキーなどの焼き菓子に使うと、コクがあるのに後味がとても軽やかになる。

今回、はじめてプリンを作ってみた。2014.2.9/スキー飯 小海編でも紹介した中村農場のプリンを食べた時、卵でプリンがこんなに変わるのか…と感動し、烏骨鶏でプリンを作ってみたくなったのだった。いつもは安売り烏骨鶏卵でも、チマチマ食べるけど、今回は贅沢に7個一気に使ったぜ。
今流行のなめらかプリンなんか作ったことないから、牛乳、卵、砂糖だけの懐かし昭和プリン。
卵の味は濃いのに、やっぱり生臭さが全然ないから、後味がとてもさっぱりする。普通の卵で作るより、ちょっと固めだったんだけど(単に焼き時間が長かったのか、牛乳が少なめだったのかもしれないが)、ただ固いというのではなくて、むっちりした感じ。うん、これはおいしい

でも、改良の余地はあるな。また安売りしてたら、作ってみよ。

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