スキー飯 関越道編

 赤城高原SA 井上食堂の鳥まいたけ弁当

約10年くらい前の日本道路公団民営化で、利用者にとって目に見えるに一番の大きな変化はサービスエリア・パーキングエリアの充実ぶりじゃないかしらん。昔は、規模の大小はあっても、どこのPA・SAも中味は大して変わらないし、レストランは高いしマズいしというイメージだったけど。最近は施設はこぎれいで、商品も食べ物にもご当地性があって、トイレのついでにちょっと飲み物でも…じゃなくて、あそこのSAではアレが食べられるから寄っていこうとか、そのSAやPAに寄ること自体が楽しみになってきている。

H王子からスキーに車でスキーに行くとなると、やっぱり群馬新潟、山梨長野方面が近いので、関越道、中央道の利用度が高い。
先日、苗場の帰りに関越道の赤城高原SAでお昼ご飯を食べた。地元ラーメンや伊香保グリーン牧場黒毛和牛ハンバーガーにも心惹かれたけど、群馬名物弁当を購入。まいたけ弁当850円と、鳥まいたけ弁当1050円で悩むが…ここはゴージャスに鶏入りで(笑)。
井上食堂の鳥まいたけ弁当1050円。鶏そぼろ?が入った醤油味のご飯の上に、でっかい舞茸の煮物と鳥の照り焼き。ご飯は薄味。舞茸はシャキッとして香りも良いけど、うーん、でも味つきのご飯にはちょっと塩っぱいかな。鳥の照り焼きは、柔らか~で、鳥ハムのような食感、甘辛いけど味も濃すぎず旨みがぎゅっと凝縮!。あっという間に平らげちゃった。群馬県沼田あたりは舞茸が特産で、SAや道の駅には大きな舞茸の株が売られている。私も買ったことあるけど、味も香りも濃くておいしい。
デザートは、ここへ寄ったら必ず買う赤城高原プレミアソフトクリーム350円。赤城生シュークリームもあれば絶対に買うんだけど、今回は残念ながら売り切れだったぽ…。

 おまけ 寄居PAで星の王子さまに会う

その後、寄居PAでトイレ休憩を取ったんだけど、寄居PA(上り)は、ご当地性を通り越してもっと凄いことになってた。なんと、PAが星の王子さまテーマパークに!。埼玉色ゼロ、そこは南仏の香りが漂っている。つい、あたまのまうえに星が~ある~、プチープランス、プチープランス、ルルルルルルルルー 思わず口ずさんでしまったわ。(昭和の少女なら歌えるはず・笑)。


メルヘンチックな建物、お店には星の王子さまグッズと小洒落たパッケージの輸入菓子、レストランは南仏家庭料理、カフェには焼きたてパン、「象を飲み込んだうわばみ」(星の王子さまの中に登場する)をかたどったお菓子などなど。小さな庭には星の王子さまの銅像、その周囲には王子さまが大切に育てていたバラが植えられていた(今の時期は剪定した状態だけど、季節になったらこの銅像を囲むようにバラが咲くんだろうな)。土日にはスタッフが解説つきでPA内を案内してくれるみたい。
そんな素敵なPAで、私が買ったのは星のおうじさまミネラルウォーター120円。ここまで徹底してるなら「砂漠の井戸の水」?…じゃなくて秩父の水だったけど、美味しかったよ。

で、思い出したのだけど、前回の猪苗代町スキーの帰り、東北自動車道の羽生PAに寄ったら、いつの間にか江戸タウンになっていてビックリした。写真1枚しか撮ってないけど、こんな感じ。言われないと、PAには見えない。建物のなかは、江戸の町並みを再現したようなフードコートと、なぜか鬼平犯科帳グッズ、和風小物、埼玉県銘菓などが並ぶショップ。以前は普通の地味なPAで、次が大きい蓮田SAということもあるんだけど、フードコートが充実している割には蓮田SAよりすいていて、私は好きだったんだけど。お江戸テーマパーク化後は、お土産を買い求めるお客さんでギュウギュウだった。集客力はかなり上がってるとみた。
PA・SA、最近はこういうのが流行なのかしら?。そのうち、ふ○っしーテーマパークSAとかできたりするかもね。

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