レ・キャトル・サン・クー Les Quatre Cents Coups 

6月21日(月)、朝ドラ「まれ」で。

まれが作ったケーキがはじめてショーケースに並ぶ。そのケーキの名前は、「レ・キャトル・サン・クー」(Les Quatre Cents Coups)。
このケーキ、本来は「ジュテーム…モア・ノン・プリュ」(愛してる…オレは愛してない)という名前の大人の恋愛をイメージしたケーキだったけど、シェフに「小学生の初恋だな」と評価されたので、フランス映画のタイトル「レ・キャトル・サン・クー」(邦題「大人は判ってくれない」)に名前を変えたと言ってたんですが。

「大人は判ってくれない」は原題を無視してつけられた邦題で、原題「レ・キャトル・サン・クー」(Les Quatre Cents Coups)を直訳すると

「400回の殴打」

だぞ。
本当にいいのか、この名前で>まれちゃん
あとで何かオチがあるならいいんだけど。

ちなみに、『大人は判ってくれない』は、フランソワ・トリュフォー監督による1959年公開の映画。トリュフォーの長編デビュー作で、代表作でもある。自伝的映画と言われており、両親に愛されないアントワーヌ少年の孤独が綴られる。このタイトルには、400回も殴打されるような絶望のなかにいる少年という意味が込められているように思う。私の偏愛映画なので、朝ドラでこの映画タイトルが出て、ピキッfrownと反応してしまったよ。

【大人は判ってくれない 予告

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