記録メディアはいつか壊れる

記録メディアはいつか壊れる
と思っておいた方がいい。何度か痛い目にあってるのに、またやっちゃったよ。

夕日がキレイだったので、数枚、写真を撮った。数時間後、PCで確認しようとしたら、コンパクトフラッシュが読み込めない…。カードリーダーに差し込むと、PCが
「Gドライブを使うにはフォーマットする必要があります。フォーマットしますか?」
と聞いてくる。今までこんな表示見たことないし、フォーマットしたらデータ飛んじゃうじゃうし…。
カメラで読めるか確かめてみると、カメラも同じ。液晶画面に「初期化してください」と表示される。これは…コンパクトフラッシュが壊れたなと判断。

入っているデータは、夕焼けの写真数枚なので、あきらめても良かったのだが、これが大切な写真だったらと思うとぞぞぞーっとした。今後もこういうことが起こるかもしれない。あきらめずにデータを取り出せないか、検索をかけて調べてみた。いくつか方法はあったけど、私が理解できた方法は(難しそうなPCの書き換えとかは無理)、まずチェックディスク。で、チェックディスクと修復を試みたが、「ファイル形式がRAWです。DHKDSKはRAWドライブでは使用出来ません」という表示が…。くっそー。私は写真データをRAW形式で保存している。
次は、データ復旧のフリーソフトを使うこと。使ったのは、EaseUSデータ復旧ソフト。ダメ元で使ってみたけど、簡単な手間で、あっという間に復旧してくれた。これは、すげー。読み込めなくても、データは壊れてなかったのね。

PCのバックアップは定期的にしてるけど、PCに取り込む前の記録メディア自体が壊れることもある。今回は復旧できたからいいけど、壊れ方によっては復旧できないかもしれない。今回、不具合を起こしたコンパクトフラッシュは、データを取り出した後、カメラの指示通り初期化したら再び使えるようになったけど、またこんなことがあると怖いので、買い換えることにした。

こうした危険を回避するためには、
①記録メディアは、数年おきに買い換える。
②撮影したものを記録メディアにためておかない。PCなどにすぐにデータをうつし、バックアップを取っておく。

ことが大切かも…と身にしみて思ったのであった。
うちの母ちゃんなんか、PCをいじるのが苦手なので、デジカメのSDカードに何年も前の写真がいっぱーい入ってたりする。こういう方、結構いるんじゃないかしら。記録メディアが壊れたら、シャレにならないっすよ。

最後に復旧記念写真をUP(笑)。
ISO3200なのでノイズが出たが、いつも夕日を撮ると、オレンジ色が濃すぎる感じがするんだけど、今回は空の青色も残って、見た目に近い感じ(特に1枚目)に撮れたと思う。

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