ティラノサウルスの進化過程

小学校1年生の甥っ子からお手紙が届きましたの。なつやすみたのしかったよーという報告と、大好きなカブトムシやクワガタ、私の似顔絵が描いてありましたの。なんてかわいいの。おばちゃん、ほっこりしちゃったよ。

こんなステキなお手紙をくれた甥っ子に、文字だけで返事をするのも失礼なので、折り紙で何か作って、プレゼントすることにした。久しぶりに折り紙の本を引っ張り出す。前川淳『本格折り紙』(日貿出版社)のティラノサウルスを折ることに決定。近ごろ彼の関心は、もっぱらカブトムシと恐竜だ。

↑ ティラノサウルスの進化過程図です(笑)。

ピンク 前半で挫折
 前半の折り方が精密じゃなかったため、後半に無理が出て挫折。
 最後まで折れたけど、形が崩壊。
 形は整ったけど、あちこちヨレヨレ。
 やっと進化最終形

ま、一発で折れるとは思っていなかったけど。折り方も難しいし、以前挑戦した「悪魔」と同様、パターンが何枚も重なっていくので、精密に折っていかないと、後半の足や尻尾がグダグダになってしまう。
市販の折り紙は、大抵、精密な正方形ではなく、縦と横の長さが0.5ぐらいズレているけど、ティラノサウルスはこの0.5のズレが仕上がりに大きく影響してしまう。なので、最初に、カッターでこの0.5ミリを切り落とすというところからはじめなくちゃいけなかったよ。結局、5回ぐらい折って、やっとコツをつかんだ。
練習用は240ミリ、本番用は350ミリの折り紙を使っております。

このティラノサウルスは造形がよく出来てる。シンプルな線でティラノサウルスの特徴をよく捉えているというか。とくに、立体的な顎や、足の爪もちゃんと3本、小さい手なんか骨格まで想像できそうな形。
こんな折り紙をどうやって考えるんだろう、前川淳さんって凄いなぁ。

本当は尻尾や足の白くはみ出た部分をなくしたいけど、注意して折っても、ここだけはダメだった…orz。もうちょっと大きくて、両面色がついている紙で折らないとこの辺りはキレイに仕上がらないかも。

甥っ子ちゃんが気に入ってくれるといいんだけど。

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