レープクーヘンいろいろ

 遅延上等の当ブログですが、クリスマス時期にクリスマス関連記事を投稿できたので、勝利に酔いしれているshimiです、こんにてぃは(キーボードのタイプミスがかわいかったのでそのままにしました(^^ゞ)。

 クリスマス菓子はいろいろあるけど、シュトレンは定番化しましたね~。私も気になる店から取り寄せたり、自作もしてましたが。今年は目先を変えて、レープクーヘンを研究しようと思うの。レープクーヘンを買って食べて、作れそうなら作ってみたいという行き当たりばったり企画です。
 レープクーヘンもドイツの伝統的なクリスマス菓子で、日本ではジンジャーブレッドと言うこともありますねぇ。ナッツの粉、小麦粉、ドライフルーツ、はちみつ、スパイス、重曹・ベーキングパウダーをこねて焼いたもの。硬いものから柔らかくフカッとしたもの、チョココーティングしたもの、アイシングでデコったものや、ジャムを挟んだものなどタイプいろいろ。クリスマスによく見るお菓子の家”ヘクセンハウス”も、本来はレープクーヘンで作ります。日持ちがするので、穴を開けてひもを通し、クリスマスツリーにオーナメントとして飾ったりもするみたいよ。見た目はクッキーっぽいけど、Kuchenクーヘン=ケーキという意味なので、ケーキに分類されるのかしらん(あやふや)。
 ということで、レープクーヘンをいろいろ食べてみたよ~。

Wicklein  ジンジャーブレッドスター

 カルディで購入。390円くらい。シュガーコーティング4枚とチョココーティング4枚入り。
  真ん中に穴があって、オーナメント仕様になってますね。口に入れると、まずジンジャー、カルダモン系の爽やかで甘い香りが広がり、生地はフカッとして、口どけが良く、しっかりした甘さ。細かーいオレンジピールがちょこっと入ってるかな?。シュガーコーティングの方は素朴で、チョココーティングの方には生地に濃厚なオレンジジャムも入っていてリッチ。お値段がお手頃で、おいしくて、全く違う二つの味が楽しめて、満足度高い~。

Schmidt ドミノシュタイン

 シュミット社はニュルンベルグに本店を置くレープクーヘンの老舗メーカー。一度食べてみたいと思ってたので、お取り寄せしたよ。普通のレープクーヘンもあったけど、選んだのはドミノシュタイン。ドミノシュタインは、レープクーヘン生地にフルーツゼリーを挟み、チョコでコーティングしたお菓子。 マジパン入りで3層になってるものもあります。 ドミノをかたどってるのかしら、形は立方体。
 レープクーヘン生地は ナッツやフルーツは入ってないシンプルな生地 。きめ細かくてソフト、ほどよい甘さで、口どけも良いです。チョコとゼリーの風味が強いので、スパイシーさはあまり感じないですね~。チョコレートはビターで良質なものを使ってると思われ、チョコレートそのものがおいしくて贅沢に厚めにコーティング 。ゼリーはねっちり濃厚、アップルっぽい香り?で甘酸っぱい。チョコのカカオと生地のスパイスとゼリーのフルーティな香り、パリッとして、しっとりねっちりした食感、 ほろ苦さと酸味と甘さ、いろんな風味がいっぺんにお口の中に突撃してくる~、リッチでおいしい!。
 私はドイツ輸入菓子を販売しているドイツセンターというオンラインショップで購入。1566円+送料。シュミット社の普通のレープクーヘンも食べてみたくなっちゃったな~まだ買えるかな~。 

Hatzel エリーゼンレープクーヘン

 私がレープクーヘンにはまるきっかけになったのが、ハッツェル社のエリーゼンレープクーヘン。エリーゼンレープクーヘンは、「ナッツ25%以上、小麦粉10%以下」というきまりがあり、レープクーヘンでもナッツたっぷりのタイプ。
 このレープクーヘンを知ったのは、ドイツ大使館主催のドイツフェスティバルで。毎年11月に、都立青山公園で開催されています。昨年と今年はコロナの影響で 中止になっちゃいましたが(>_<)。ドイツ製品の物販ブース、ビール、ソーセージ、パンなどの飲食屋台がたくさん出店して、ドイツ人アーティストのライブなんかもあります。おいしいビールいっぱい飲めるよ~楽しいよ~。2年前、ドイツの老舗菓子メーカーのシュトレンが食べてみたくて、シュトレン購入を目的にドイツフェスティバルに行き、シュトレンついでに、ハッツェル社のエリーゼンレープクーヘンも買ったのです。シュトレンの方は、その頃は日本のレベルも上がっていて、ドイツの老舗メーカー大量生産品より、日本の真面目なベーカー職人のお店で買えるシュトレンの方が美味しいかも…と思ったのですが、レープクーヘンは、うわっ。何コレおいしい!、今までこんなお菓子食べたことないーっ!ってなってしまいました。
 今年はネットで探して購入。Yahooショッピングメゾンミコさんで1750円+送料だったよ。パッケージを見ると「Handmade Elisen-Lebkuchen」「from Grandfather’s original recipe」ですって。メゾンミコの商品紹介ページでも、創業1928年からずーっと同じレシピで、銅釜や木べらなどで手作りしてるって書いてあるわ。シュガーコーティングと、ミルクチョコ、ビターチョココーティングの3種類入り。
 クーヘン生地は全種類同じ。小麦粉が少なく、ほぼアーモンドとヘーゼルナッツの粉なので、しっとりねっちりとして、食感は重め。シナモンとカルダモンがふわっと香って、ナッツのコクが濃いわ~。砕いたアーモンド、オレンジピール、レモンピールなどの具もたっぷり入っていて主張が強いけど、ナッツ生地の濃厚さ、スパイシーな香りと溶け合う~。甘さもほど良い甘さで、ついつい食べ過ぎちゃうやつ。やっぱり美味しなぁこれ。leckerーーー!

 シュトレンにちょっと飽きた人、レープクーヘンもぜひどうぞ~。クリスマスにはちょっと間に合わないけど、レープクーヘン作ってみたいな。

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