ご当地パン

 最近スーパーで買い物して会計をすると、予想額より高いことが多く、値上げがじわじわ来てるな~と実感するshimiです。趣味のパンお菓子作りも、小麦粉はじめ材料価格も買いに行くたびに高くなっていて、今のペースで続けていけるかどうか不安になるよ(´・ω・`)。

 といいつつ、今日はパンの誘惑に負けて、1000円ほどの予定外出費(^^ゞ。ショッピングセンターに行ったら”ご当地パンフェア”をやってたので、いくつか買ってみたよ。たくさんあったので、どれを買おうか悩んだけど、「味が想像できない」「真似して作ってみたいかどうか」を基準に、以下、4品のセレクトになりました。じゃじゃーん。
 富山・昆布パン、熊本・ネギパン、新潟・笹団子パン、兵庫・白あんいりメロンパン~。ご当地~って感じしますね(笑)。

富山県 さわや食品の昆布パン 

 細切り昆布がいっぱーい入ってる!。すごい昆布の味がします。香りも昆布~。噛んでると、ちょっと昆布の粘りも出てきますね~。パン生地は米粉入りで、しっとり、もっちり、米の甘味を感じます。米粉が入ると、パンの骨格をつくるグルテンが少なくなるので、パンの食感は重く、ややねっちり。これパン生地だけだとちょっと重いかな~と思うのですが、昆布との相性は抜群!(^.^)。パンと昆布のバランスが良い感じ。
 私はおやつに、時々「おしゃぶり昆布」や「都こんぶ」を買ってしまうほどの昆布好きなので美味しくいただきましたが、昆布が苦手な人にはちょっと厳しいかも。

熊本県 高岡製パンのネギパン

 パン生地にネギがガッツリ練り込まれてますね~。でも、このパンはネギ嫌いの人に食べてほしくて作ったというだけあって、ネギの主張はそれほど強くないです。ネギって薬味としてちょっと入れると、全体の美味しさがぐーんとアップすることってありますよね。このパンも、中にマヨネーズとウスターソース、ケチャップを混ぜたようなソースと鰹節が入っているのですが、こっちの味の方がネギより強くて、ネギがこのソースを引き立てて、美味しさを倍増!させてます。ネギが良い仕事してるパン。 これは、確かにネギ苦手な人もイケそう。
 パン生地は国産小麦ミナモノカオリ使用。これも和食材に合うもっちり系だけど、昆布パンよりはふんわりして、小麦の風味も良く、食感は軽め。具との相性もいいです。

新潟県 小竹製菓の笹団子パン

 笹団子をパンでまるごと包んで、黄粉トッピング。ビジュアルもかわいい~。
 ネットの口コミ評価はとても高いのですが、個人的には微妙かなぁ~と思いました。たまたま私の買った1個がそうだっただけかもしれませんが、笹団子の団子が固くてモソモソして、粒あんもちょっとパサパサ(´・ω・`)。 パン生地は、こちらも米粉が入ってるので、しっとりもっちり、重め。パン生地はかなり美味しいけど、笹団子と柔らかいパンとの一体感がイマイチなような…。味は悪くないので、パクパク食べちゃいましたが、これなら笹団子そのまま食べた方がいいのでは?ってなってしまったわ。ごめん、私には笹団子をパンに包んだ意味がちょっと見いだせなかったよ。

兵庫県 ニシカワパンの白あん入りメロンパン 

 メロンパンを関西では「サンライズ」と呼び、ラグビーボール型で中に白あんが入ってるものもあると、本で読んだことはあったのですが、見たのははじめて。見つけた瞬間、これか~!って思いました(笑)。
 パン生地はきめ細かくて、しっとり。ずっしりとかなりの重量感。でも、食べるとサックリとして歯切れがよく、ミルキーな味と香りで、パンというよりはバターケーキを食べてるような感じ。ビスケット生地もしっとり系。ほぼほぼ洋菓子のようなパンですが、これが白あんと合う!。甘×甘の組み合わせだけど、意外にも全体としてはかなり甘さ控えめで、ペロッと食べちゃいました。
 そういえば、和菓子でも白あんって栗饅頭とか、ミルク饅頭とか、卵や牛乳が入る生地と組み合わされることが多いですよね。白あんと洋菓子系は相性がいいのかも。白あんとメロンパンの組み合わせも、まったく違和感ないです。むしろ、なぜこれが全国区にならないんだ!って思うわ。

H王子&F島 地元愛されパン 

 私の第二の故郷H王子にも、ご当地パンというほどお手軽に食べられているわけじゃないけど、地元民が激推しするパンがあるわよ。ROMANの煮かつサンド。私、食べたことないですが(^^ゞ。ミルフィーユ状の厚めロースかつを醤油だれでサッと煮て、サンドイッチにしたもの。H王子市でも売られてる場所が限られており、お値段もお高めですが、食べた方はみんな美味しい!と絶賛してます。ネット販売もしてるみたいですね~。これは、私も絶対にいつか食べます!。

 そして、私の出身地、F島県でご当地パンと言えば、間違いなくクリームボックス(←郡山観光協会のクリームボックスの紹介記事)ですよね~。 食パンにミルククリームをたっぷり盛ったパンで、美味しいです。 F島市のお隣、K山市が発祥ですが、私が子どもの頃には既にF島市にも進出しており、F島市でもよく知られたパンでした。K山市民の熱烈なクリームボックス布教により、最近は全国的に知られるようになってきました、うぇ~い!
 が、これ以外にも、shimiが推したいF島パンがあるのです。他地域ではあまり見たことがない、地元民に愛されてるパン。それは光月堂のプリンパン!(←F島市の情報誌の記事)。ドーナッツ状のミルク風味パンの底穴部分にカステラが敷かれていて、その上に、昔ながらの固めプリンとたっぷりホイップクリームをのせたパン。最高の組み合わせよね、美味しくないわけないでしょ。
 これ、shmiが通っていた大学の生協でも売っていて、早く行かないと売れ切れちゃうんで、2時限目が終わると生協に猛ダッシュしてGetしてたよ。2時限目がちょっと長引いたりすると、プリンパン~、なくなる~、はよ終われ~と気が気じゃなかったわよ(笑)。F島市に行く機会があったら是非召し上がってみてね。

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