ZARDOZ と言えば…
そう、これこれ!。
ウェディングドレスのショーン・コネリー思い浮かべたあなたは相当な映画通かもしれないけど、今日はそっちのZARDOZじゃないわ。
スキーワックスのZARDOZ の方。
ま、どっちにしろオタクな話には変わりないけど(笑)。
ZARDOZは昨シーズンぐらいからジワジワきてるスキーワックス。スキー仲間にすすめられ、私も今シーズンから使ってみたけど、このワックスは今までのワックスのどのタイプとも違うの。
手間いらずで滑走性抜群、画期的!
もしかして万が一、スキーワックスで悩んでるかもしれない人が当Blogを見るかもしれないので、紹介しておくことにしたよ。
ZARDOZの正体は純液体のフッ素樹脂。使い方は超簡単。付属のスポンジに染みこませて、スキー板にサッと塗るだけ。乾かずに、湿ったままだけど、これが正しい状態。純液体フッ素樹脂がどんな物質で、どんな仕組みで滑るのかはよく分からないが、とにかくよく滑って、1~2日は持つ。
これだけでも十分だけど、ZARDOZと純パラフィン系の固形ワックスを組み合わせると、ワックスの持ちが格段にUP。やり方は、①まずZARDOZを板に一塗り、②その上に純パラフィン系の固形ワックスをアイロンで伸ばし、削って磨く。ZARDOZとホットワックスが熱で混ざりあう感じ。③そして再度ZARDOZを一塗り。これでおk。詳細はZARDOZのHPにある「How To Use」ってとこを参考にしてちょうだい。
前回記事にした猪苗代スキーの時(2015.2.18 ひとり合宿 in 猪苗代)、ZARDOZ+純パラフィン系固形ワックス(私はTOKOのNFワックスイエローを使用)のWワックスを試してみた。4日という長丁場、ちょうど寒さが緩んだ時でザクザクとした春の雪。こんな雪質だと、固形ワックスのみだと2日が限界。滑りが悪くなり、塗り直しが必要になる。
ところが!。今回は3日目にZARDOZを上塗りしただけ。それも、まだよく滑るので塗る必要性はあまり感じなかったけど、とりあえず塗っとくか…的に塗っただけ。ワックスが落ちてくると、板の裏が白っぽくなってくるけど、3日目も、4日目も板の裏は黒光りして、テロンッテロンッに滑ったよ。帰ってきてから板をチェックしてみたけど、いちばん力がかかるビンディングの裏あたりのエッジ付近がうっすらと白っぽくなってたけど、あと1日ぐらいは余裕で滑れそうな状態だった。
ZARDOZのお値段は、15g、付属スポンジ付きで2000円前後。高っ!と思ったけど、使う量が少ない。最初に1/3ほどスポンジに染みこませ、あとは使う度に1,2滴たらすだけ。私は1シーズン平均7~10日ぐらい滑るけど、このペースなら2シーズンぐらいは持ちそう。
滑らない板ほど怖いものはない。安全のためにもワックスは良いものを使うことをオススメするわ。