「知的でおしゃれな映画人」

20世紀fox、月刊cutのコラボで、ワールド・シネマ・コレクションという企画DVDが発売されている。貴重なDVD化もあるので、紹介しておくことにした。
宣伝文句は、「パリ、ローマ、ニューヨーク、ストックホルム・・・芸術・流行の発信都市で生まれた映画の数々。これを観ておけば知的でおしゃれな映画人になれる特選シネマ」だって。ほぉー。アレン、ビリー・ワイルダー中心に、トリュフォー、フェリーニ、ベルイマンなど36作品の販売予定。詳しくは20世紀foxHPへ。
たかが36作品で「知的でお洒落な映画人」にはなれるとは思えないが、「知的でおしゃれな映画人のフリ」はできそうな作品群。
私が注目したいのは、ウディ・アレンの初期作品、それとベルイマンの3作品のDVD化。
このコレクション36作品中、アレンが17作品を占める。「ウディ・アレンの愛と死」「カメレオンマン」など初DVD化が数作品あり、興味をそそられた。
特に「カメレオンマン」は、私がずっと観たかった作品なので、うれしい。オマケに「カイロの紫のバラ」の再DVD化もうれしい。私は既に持ってるが、とっくに廃盤になっていた。最近までプレミアDVDの1つになっていて、ネットオクで4万円ぐらいの価格で取引されていた。ここまで高い価格になるのは、欲しい人がたくさんいるってことなんだから、足元を見るような高価格で取引されているDVDは、どんどん再販してほしい
そして、ベルイマンの「蛇の卵」「恥」「狼の時刻」。これは、DVDボックスで発売され、やっぱりプレミアがついていた。単品での発売、再DVD化はうれしい。
もう買わない、買わないといいつつ、アレンの「カメレオンマン」、「ラジオデイズ」を予約してしまった私…。ベルイマンも買っちゃうな、きっと。

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