斑尾高原タングラムスキーサーカス

1月31日、斑尾高原のタングラムスキーサーカスへ。マンションのスキー好きの方々と、毎年、バスを貸し切って行く。子どもと私を除くと、みんなキャリア何十年のベテランスキーヤーで、いろいろ教えてもらえるのが、うれしい。
深夜にホテル着。朝、起きると、どしゃぶりの雨。
みんなで朝ご飯を食べながら、今日は温泉にしようとか、カラオケしようとか、もうあきらめムードだった。しかし、だんだんと雨がみぞれへと変わってきた。ゲレンデを見ると、ポチポチ滑っている人もいる。どうしようかなぁ…と悩んだが、私はみんなと別行動で、午前2時間だけレッスンを受けることにする。
レッスンは、やはり横滑り、板のずらしが中心になってしまう。殆どの場合、レッスンはプルークボーゲンからはじまって、様子を見ながらレベルアップししていく。私は、いつも、横滑りで壁に突き当たってしまい、横滑りに時間が取られてしまうのだ。悪天候で集中力も低下して、越後湯沢のレッスン以上には進歩しなかった…。さらに続けて、ターンの始動の時、谷足を積極的に斜め前へ押し出す練習をした。これも、ずらしを上手くするための練習なのかしらん。
そして、腕の位置を何度も直される。越後湯沢のレッスンの時、ストックの構えは、軽く受話器を取る感じと言われたが、私の場合、「取る感じ」ではなく、まさに受話器を取る格好になっていたのである。腕を縮め、ストックを握る手を殆ど耳に近いところで構えていた…。アドバイスを受けると、極端になってしまうのは、私の悪いところだ。
レッスン終了後、お昼の待ち合わせ場所へ行く。みんな、びしょぬれだった…なんだかんだ言って、結局、滑っていたのである。
ウェアに水がしみこんで、アンダーウェアまで湿っていた。おまけにずっしり重い。今日は一度も転んでいないのに、グローブやウェアを絞ると、水が、ジュワーと落ちるほどであった。お昼を食べているうちに、湿ったアンダーウェアで体は冷えてくるし、疲労はどっと出てくるし、もう午後はいいや、温泉にでも浸かろうと、内心、思っていた。
しかしである。お昼を食終わると、「よし、滑るぞ!」と、みんなにゲレンデへと連れて行かれたのであった。。。え゛ー行くんですかい?(T-T)。ベテランの××さんにアドバイスしてもらいながら、中斜面を中心に何本か滑った。滑ってる間は、まだマシなのだが、リフトが辛かった。みぞれがガンガン吹き付ける。1時間も滑ると、さすがに、みんなも疲れてきて、早めに終了した。
雪も悪く、ひとり合宿の時より上手く滑れなかったが、こういう悪条件でこそ上手く滑れなきゃダメなんだろうな。
その後、みんな温泉やカラオケルームに散っていったが、私はその気力もなく、ひとり仮眠室でへたばっていた。年齢は、一番、若いんだが…。まだまだ甘いなと痛感したのであった。

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