12月の映画鑑賞メモ

明けましておめでとうございます

昨年も更新はスローでした。CinemaDiaryの更新、もう1年分以上溜まっています。内容を忘れたのもあり。。。そんなサイトをのぞいてくれるみなさま、本当にありがとうございます。
でも、何にも続かなかった私が、HPだけは7年目に突入しようとしています。初期の頃に書いたCinemaDiaryを読んでみると、恥ずかしいぐらい、文章も鑑賞能力も低いです。こんなトロ~イ歩みでも、書き続けたことによって、映画に関する知識や鑑賞能力が養われたなぁと実感しています。
今年も、みなさまに存在を忘れられない程度にはがんばって更新したいと思います。どうぞよろしくお願いします。

年末から新年にかけて、紅白も、行く年来る年も見ず、2本鑑賞。なんて充実!。

ロバート・マリガン『アラバマ物語』,1962年,アメリカ,DVD

1930年代、アラバマ州の小さな村。黒人の弁護を引き受けた弁護士アティカス。やや立派すぎる感はあるが、素晴らしい作品。子供の視点で、父の仕事、人種問題を描いてたところが良かった。「正義」という、アメリカ人には熱くなりすぎる問題を子供というワンクッションを置くことで、客観的に見つめているから。AFIのアメリカ映画ヒーローベスト50(2003)年で1位。ジャンル別の法廷ドラマで1位。アメリカ人にとって、ヒーローとは、アティカス>スーパーマンであり、グレゴリー・ペックと言えば、『アラバマ物語』>>>>『ローマの休日』。

フィリップ・カウマン『ライト・スタッフ』,1983年,アメリカ,DVD

1950年代。アメリカの初期の宇宙開発マーキュリー計画のパイロットたちのドラマ。今の50代のおじさま方に好きな映画のアンケートをとったら、おそらく上位5位には入る作品。英雄になった宇宙飛行士たちの成功の足下には、命を賭けて挑戦した名もなきたくさんのパイロットたちがいる。光が当たらなくたって、それがライト・スタッフ=「正しい資質」。英雄たちの誕生には、なくてはならなかった存在。やっぱり、宇宙ものはスクリーンで観るべきだね。。。

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