ヨーグルトメーカー ジョア編

110410yourutjoa.jp.jpg前回、ドリンクヨーグルトでヨーグルトを作ってみて、上手くいったが、反省点がいくつか。牛乳、種ともに冷蔵庫から出したてのものを使ったために、発酵するまで時間がかかった。おまけに、おそらく撹拌が不十分だったため、牛乳パックの上の方と底で、発酵具合が違ってしまった。比重の重いヨーグルトドリンクが底の方に沈んだと思われる。上の方は、なめらかでまろやかだったが、底の方は、ツブツブしてよりドロッと固まっており、酸味も強かった(これはこれで美味しかったが)。この反省を踏まえ、次の挑戦。

今回、実験するのは、♪ ジョアージョアーだれのもの ♪ プレーン味。相変わらず、スーパーのヨーグルトコーナーは、悲しいぐらいにガラーンとしているが、ヤクルトのドリンクだけは、いつも買えるから。 前回の反省から、今回は、牛乳とジョアはあらかじめ常温に戻しておき、よく撹拌した。
常温ではじめると、やはり発酵時間が短縮された。6時間の時点ではゆるゆる状態、8時間で固まった。固まってはいるんだけど、なめらかさ、とろみがない。モロモロっとしている。味は、前回より、さらにあっさり。コクがなく、水っぽい感じ。酸味は爽やか。牛乳の乳脂肪分は前回とほぼ同じぐらいだから、やはり種菌の影響だと思う。酸味もそれなりにあるので、発酵時間の不足ということでもなさそう。一応ヨーグルトにはなってるし、好みにもよると思うけど、うーん、私にはなんか物足りないなぁ。ジャムやソースを入れたら、ヨーグルトが負けそう。

110413yougrtcake.jpg最後の250グラムぐらい残ったところで、「超手抜き!なんちゃってレアチーズケーキ」を作った。
ヨーグルトを一晩水切りする。これでだいたい130グラムぐらいに。同量の生クリームに、グラニュー糖(大さじ1ぐらい、好みで加減)を入れ、6~7分立てぐらいで泡立てる。水切りヨーグルトとよく混ぜる。器に分け、冷蔵庫で冷やす。
クリームチーズを使ったものより、カロリーかなり控えめ。本当なら生クリームも乳脂肪分45%を使いたいところだが、ダイエット中なので「カロリー3分の1クリーム」で我慢する。ソースは、いちごジャムを煮たときの灰汁(いちごジャムの灰汁は美味しいので、捨てるのはもったいない)。なめらか、うまー。

ヨーグルトメーカーで作る場合、作ったヨーグルトの一部を種にすることもできる。が、家庭で作る場合は、種菌に雑菌が混入しないように保存しなければならない。雑菌が混じると、次に作るときに、乳酸菌以外の雑菌まで培養することになるから。種の保存容器、使うスプーンなどを殺菌消毒するなど手間がかかる。
私のような大ざっぱな人は(汗)、開封したての牛乳とヨーグルトを種にした方が、新鮮で、間違いないと思う。私の購入したヨーグルトメーカーはパックごとセットするタイプなので、撹拌するスプーンさえ熱湯消毒すればOK。またドリンクヨーグルトなら、比較的入手しやすく、牛乳に混ぜやすいという利点がある。ドリンクヨーグルトの場合、前回のヤスダヨーグルトのように、なるべく余分なものが入っていない濃いタイプを使った方がいいかもしれない。

実験データ
【菌種】 ヤクルトジョア、プレーンタイプ 120cc
【牛乳】 地元スーパーのプライペートブランド牛乳 880cc
(菌種、牛乳ともに常温のものを使用)
【発酵時間】 8時間
【味】 サラっとして、水っぽい。爽やかな酸味。コクがなく、超あっさり。

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