スキーは格好から入る

120130sukiwear1.jpg7年前、スキーをはじめようと思った時、つづくかどうかも分からないのに、高価なウェアを選んだ。ドイツのブランド、ボグナーBOGNER(日本ではフェニックスが生産していたが、数年前に生産中止)。ジャケットはゆったりでもなく細くもないシルエット。パンツはややタイトなストレート。一見、シンプルでスポーティだけど、よく見ると生地がBOGNERのロゴの織り柄になっていて(写真では分からないが)、なかなかお洒落。まさに一目惚れで、これを試着したら他は考えられなくなった。
自分にはちょっと贅沢かなぁと躊躇したのだが、結果的にはこのBOGNERを選んで大正解!。気に入ったものを着るのはうれしいし、友人やインストラクターから「素敵なウェアですね」なんて言われた日には、テンションも上がる(←お調子者・笑)。せっかく良いウェアにしたのだから続けよう!という気にもなった。機能的にも優れていて、どんなにすっ転んでも雪が入ったり、浸みたりしないし、保温性も良い。たいして愛着もなく、雪や風で凍えてしまうウェアだったら、とっくにスキーを止めていたかもしれない。私のスキーがつづいたのは、このウェアのおかげじゃないかと思うほど。まだまだ着たいのだが、人の100倍は転ぶので、さすがにパンツがだいぶ傷んできた。

120130sukiwear2.jpgそこで。今シーズン、思い切ってウェアを新調。近ごろは、ジャケットはタイトで丈が長く、パンツは腰履きでバギーパンツのようなゆったりした形のものが流行みたい。
今回選んだのは、カナダのオラージュORAGE。海外のブランドは、大人っぽいクールなデザインが多いような気がするが、ORAGEは遊びゴゴロがあるところがすき。リブのボーダー柄のアクセントや、デニムのような風合い、ボタンのデザインも凝っている。保温性も抜群。
このウェアは旧モデルでかなり安くはなっていたが、私には高い買い物だった。しかし、ボグナー同様にとても気に入っていて、このウェアを着られるというだけで、あと10年はスキーが続けられそうな気がする

ま、どんなものを着ていようが、急斜面を華麗にシュ~シュ~シュ~と滑り降りてくる人を見れば、すげーかっこいいーと思う。しかし、下手くそで、ゲレンデマジック(ゲレンデでは男も女も3割増に見えるという魔法)の効力もなくなった若くないおねえさんが、もっさりした格好だと目も当てられないんである。スキーの下手さはウェアでカバー(^^ゞ。
先月、初滑りしてきたが、ここのスクールにはよく通っているのでインストラクターとは顔見知り。ウェアを変えたことに気づいたインストラクターに、実際より上手い人に見えると言われたけど、こ、これって、ほめ言葉よね(爆)。 

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