志賀高原リベンジを誓う

私をスキーに連れてって
一度は行きたいスキー場のひとつ。願いかなって、映画のロケ地にもなった志賀高原焼額山スキー場へ行ってきたよ。まさか家に帰れなくなるとは思わなかったけど(爆)。

14日。2泊の予定で、スキー友だちと予てより計画していた憧れの焼額山スキーへ。天気予報は雪だったが、上信越道は8-9日のあの大雪でも通行止めがすぐに解除されたし、国道18号もあるから大丈夫だろうと、早朝、乗用車2台でo(^-^)o出発~。
しかし、自然を甘く見たバチがあたったか?。早朝出発で疲れていたのと、天候が悪くなったので、スキーを早めに切り上げホテルに帰ると、

長野道、上信越道、関越道、中央道通行止め。
一般道の国道18号は碓氷バイパス大渋滞でまったく動かず。
志賀高原の麓、上林から通行止め。

大雪注意報から大雪警報へ。

帰り道がぜんぶ閉ざされてた。やっべー、陸の孤島状態だよ…と不安になったものの、この日の夜までは帰るのは明後日、それまでには何とかなるんじゃないかと思っていた。

しかし翌15日。状況は悪くなる一方。高速道路の通行止めは変わらず。頼みの綱の国道18号も、碓氷バイパスで400台の車が渋滞のまま孤立し、救出のため自衛隊が出動、中央道でも数百台の車が立ち往生というニュース。もはや災害レベルの大雪。新幹線、鉄道も終日運休。
ホテルの駐車場はこの状態→。汚れた窓ガラス越しに撮影したので、見にくいかもしれないけど、左下→の先にも車がすっぽり雪に覆われているのが分かるかしらん。大雪でスキーもままならないし、駐車場の雪かきで気晴らしする。雪かきというよりは、車を掘り出したと言ったほうが正しいな(笑)。
そんななか早めに帰る人たちがチラホラ。聞けば、名古屋や横浜方面だという。私たちも決断を迫られる。しかし、道はないし、渋滞にはまって車中泊、ガス欠という事態は避けたい。動かない方が安全と判断し、明日の通行止め解除を期待してホテルで待つことに。

16日。帰宅予定日。期待虚しく、道路交通情報は昨日のまま。
道路交通情報の更新サボってんじゃねぇの?
と思いたくなるぐらい、道路状況はまったく変わりなし。志賀高原にも雪が後から後から積もっていく。強風でゴンドラも運休、テレビで交通情報と葛西の銀メダルジャンプを眺めて過ごし、通行止め解除をひたずら待つ。お昼頃には志賀高原-長野駅の定期バス、長野新幹線が夕方から運転再開との情報。麓では雪が止んで除雪が一気に進むかも…と期待しつつ、チェックアウト時間を延長してギリギリまで粘ったが、ダメだった。ニュースで碓氷バイパスで車がずらーっと雪に埋もれている映像を見ると、やはり車を出すのは危険…と延泊を決定。この日の昼食と夕食は、ホテルの食事を取る気にもなれず、みんなでカップ麺をすする(T-T)。

17日朝。高速道路は通行止め区間は徐々に短くなっているものの、どれも山梨あたりで完全にストップ。碓氷バイパスはピクリともせず…orz。おそらく碓氷バイパスでの立ち往生に人手が取られ、今日も通行止め解除は無理だろうと予想。車で帰ることをあきらめて、新幹線でで帰ることを決定する。ここからは早かった。スマホと電話をフル稼働してテキパキ情報をかき集め、この辺りで安全に長期間、車を置ける場所を確保し、荷物を宅急便で送って、志賀高原から大脱出

午後2時頃にやっと長野駅に到着し、ごった返す駅で新幹線の指定席をゲット。出発まで時間がすこしあったので、長野市内で遅いお昼に信州味噌の味噌ラーメンを食べた。これがおいしくて、温か~くて、この時ようやくホッとしたわ。車を取りに行かなければならないという問題は残ったが、最善の選択だったと思う。最悪の事態を避けて、みんな無事に家に帰ることができた。やれやれ。

家に帰って落ちついたら、志賀高原に3泊もしたのに、スキーをしたのは半日ということに気づく。そして、
くっそー、来シーズン絶対リベンジするからな
待ってろよ志賀高原っ!

と、誓ったのであった。

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