サワー種のパン、焼いてみた。ベルリーナラントブロート編

先日、マンションで子供達も参加するイベントがあったのですが、ある男の子が「じぃじ!」と発声した瞬間、その場にいたおじさんたちが一斉に男の子の方を振り返るという事象が確認され、ウチのマンションには「じぃじ」がたくさんいて、みなさん孫の面倒見が良いという知見を得たshimiです。ごぶさたっ!。

さて、5月に起こしたサワー種ですが、モリモリ元気です。香りがフルーティに、味も深みが出てきた感じ(←親バカ的なアレですが(^^;)。サワー種をはじめた頃は、ネチネチ生焼けパン、爆発パンと…失敗も多かったけど、サワーさんの成熟にも支えられて、ちょっとはマシなパンが焼けるようになってきました。ということで、サワー種のパン焼き報告と、ついでに食べ方研究も進めていくぜ。ドイツパン、酸っぱい、まずいだのなんだの言ってる人、ちょっとでも参考になればうれしいわ。

ベルリーナラントブロート ライ麦65%

サワー種でまず練習したのが、ベルリーナラントブロート。理由は、見た目がいかにもドイツパンって感じだから(^^;。
ベルリーナラントブロートはベルリンの田舎パンという意味で、ライ麦粉比率が多いシンプルなパン。 私が焼いたのは、ライ麦65%、加水が粉の重量に対して83%くらい。
木の皮のようなヒビが良いとされているんですが、このヒビがなかなかきれいに入ってくれなくて悩んだよ。やっとこのくらい入ったけど、もっと深くてピキピキしたヒビが欲しいわ…。写真左は発酵終わり、右は焼き上がり。
でも、ドイツのサイトで本場のベルリーナラントブロートの画像をいろいろ見たけど、ツルンとしたのも結構あって、ドイツ人は日本人ほど形や見た目にこだわってないらしいということが分かり、ま、いいかと(←自分に都合の良い情報だけを受け入れる人)。

左:成形発酵完了 右:焼き上がり

食べ方

ベルリーナラントブロートは、ライ麦風味は強め、程よい酸味がある。 加水が多く、小麦粉も多少入って生地をつないでいるので、ライ麦が多い割には、意外にそのままでもしっとりして食べやすいです。蕎麦で言うと、ボソボソの十割蕎麦より、ツルッと食べやすい二八蕎麦な感じ?
ライ麦のパンは、乳製品とよく合うので、バターやチーズだけでもめっちゃおいしい。焼いたその日なら冷たいバターを、ちょっと日にちが経ってボソッとしてきたら、軽くトーストしてバター塗っても◎。

写真左下は、コンテとピクルス、コンテとセミドライトマトのマリネ
パンに酸味があるので、酸味のある野菜ともよく合うのよ。この組み合わせ、シンプルだけど、うまいっ!。
セミドライトマトのマリネは、成○石井とか、チーズ専門店なんかで手に入るよ。オーブンがあれば自分でも簡単に作れるらしい(作りたい人はグーグル先生に聞いてみてください)。それだけでお酒のおつまみになるし、サラダに入れたり、パスタに入れたり、チーズトーストにのっけたりと、結構便利に使えますよん。冷凍もできるので、私は成○石井の値引品を狙って(←ココ重要)ゲット、ジップロックで冷凍して常備してます。

右下は、ゆで卵+ピクルス+ブラックオリーブ+マヨネーズ。レッドサーモン缶+ケイパー+マヨネーズ
クリーミーな具材も合いそうだったのでマヨネーズ系ものっけてみる。うーん、マヨネーズだけだと味がボヤッとするけど、ピクルスやケイパーの酸味が入ると (゚∀゚) !、味の輪郭がキリッとして、ライ麦との相性もぐっと良くなった!。両方ともいけるけど、私はどっちかというと、サーモンの方が美味しかったかな。
やっぱり、具材の酸味が、ライ麦の風味と具材の美味しさをぎゅっと引き寄せる重要な要素になるのかも。私、ザワークラウトってイマイチ苦手だけど、ドイツ人がザワークラウト食べるのがなんとなく分かったような気がするわ。試してないけど、たぶん、ザワークラフトも合うんじゃないかなぁ。

あー白ワイン飲みたい…。

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