Stable Diffusion Demoで素材を作ってみる(前編)

 ♪こんばんは~ひさしぶりね~。あれから何をやってもうまくはいかず~あの町この町渡ったよ~♪という歌が、脳内リピートしているshimiです、こんばんは!。中島みゆきデビュー間もない頃の曲ですね~。
  今日は「Stable Diffusion」を試しみたら、楽しかったという話。

画像生成AI Stable Diffusion Demo

  「Stable Diffusion」 は画像生成AI。テキストを入力すると、それに沿った画像を生成してくれる。しかも、web上でお試しできる 「Stable Diffusion Demo」が公開されていて、だれでも無料で利用できる!。TwitterのTLにやたら不思議面白い画像が流れてくるので何かと思ったらこれで生成した画像だったんですね~。

 「Stable Diffusion Demo」で作った画像は作成者が使用権を持つ、ということは…こ、これは、

Web素材がつくり放題の夢のツールでは?!

と、真っ先に考えちゃったわ。
  ブログ記事や動画作成で、地味に苦労してるのが素材探し。私は簡単なものは自分で作り、作れないものはwebを検索しまくってフリー素材から探すのですが、自分のイメージに合う素材がないこともしばしば…。そんな時、これ使ったら簡単に作れるじゃーーーん!となったわけ。
 と、いうことで、 私も「Stable Diffusion Demo」を試してみた。思ったほど簡単じゃなかったけど、なかなか面白かったわ。テキスト入力が英語なので、そこが日本人にはちょっと厳しい。私の英語力もアレなんですが(汗)、一発で狙った画像が出てくることはなくて、何度かテキストを修正しながら狙った画像に近づけていく感じ。 「Stable Diffusion Demo」 で作った画像を一気に出してくよ~。

実力を見せてもらおうか

 まずは試しに、映画『シャイニング』で強烈なインパクトを残した双子の少女を思い浮かべ、こんなテキストを入力してみたよ。

「10 year old twin girls holding hands, standing in a hotel corridor, with long hair, wearing a matching light blue dress with white collar and white socks」

 この画像にたどり着くまでに、テキストを変えたり、足したり削ったりで、3回ほどチャレンジ。1回で4枚画像を作ってくれるのですが、そのうちの2枚です。肖像権侵害になるとマズいからだと思うのですが、顔の造作はどれもボケボケで不自然なのが気になる。
 じゃ、絵にしたらどうだと。さっきのテキストの一番最後に、「by Renoir」、「by Munch」とつけ加えてみた。

 うわっ。本当にルノワール、ムンクが描いてそう!。という驚きもあったけど、特に左上の絵のワンピースは、映画の双子が着ていたものとそっくりで、AIが『シャイニング』のシーンからこの画像を作ってるっぽい感じすらする。

 調子にのって風景も試してみた。大好物の廃墟を所望。

 「abandoned house in the forest」
 「a futuristic city with acid rain and abandoned buildings」 

 おおおー。これは素材としてすぐ使えそう。すげー。

  「Stable Diffusion Demo」 を使ってみた感想をまとめると、適当な英語でもなんとかなる(笑)、人物の顔は不自然、入力するテキストは具体的に指示すると狙った画像になりやすい、画像編集ソフトを使い慣れた人なら、これを基に不自然なところを手直ししてさらに自分好みにすることもできそう。

 次の回では自分のブログに使える素材を本気で作ってみるよ。お楽しみに~。ちなみにアイキャッチに使った画像は、「a robot in retro future style」で作ってもらいました。 

おまけ

 「Japanese little girl in a cafe with a view to the Eiffel Tower, in the style of Ghibli」

 魔女宅のキキのような女の子がエッフェル塔を眺めながらお茶してる画像を狙ったのですが、『火垂るの墓』の節子がパリに来ちゃったよ(笑)。背中が寂しそうで切なくなる~(T_T)。風景も松があったりして日本寄りのパリ。狙いとは大きくハズレたトンデモ画像ができてくるのも、またそれはそれで楽しい。

 

 

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