リコーダーを買う テナー編

マニアックなリコーダー話題の投稿に引き気味になっているみなさん、こんにちは!。今日はアルトリコーダーに続き、テナーリコーダー買った話。
リコーダーカルテットをはじめた頃はアルト担当だったのですが、テナーを担当することが増えてきて、自前のテナーが欲しくなり、清水の舞台から豪快に飛び降りちゃいました(^^ゞ。

モーレンハウエル/デンナーモデルコンフォート 

テナー購入にあたってはあまり悩む余地がなかったよ。私は女性でも手が小さい方で、私の手でも演奏できる木製テナーリコーダーは、モーレンハウエル(ドイツのリコーダーメーカー)のデンナーモデル、コンフォートタイプしかなかったから。

手の小さい人が一番苦労するのが、テナーリコーダーだと思う。バスリコーダーになると、管がもっと太く長くなるけど、キイ(吹奏楽器の穴を押さえるパカパカした金具)が4カ所もつくので、私の手の大きさでも意外に全ホールを押さえられる。
ところが、テナーはキイなしか、一番下の穴を押さえるキイ(Cと#C)2カ所がほとんど。メーカーにより差はあるけど、私の手では、キイなしテナーは指が届かないし、キイ2カ所でもギリギリ指が届くぐらいなので、ホールをしっかり押さえることが出来ず、もやら~っと音が出てしまうのです(涙)。

でも、モーレンのコンフォートタイプだけは、下の写真を見ても分かるように、なんとキイが4カ所!(G,F,C・#C)もついているので、私のような小さい手の人でも問題なくホールを押さえることができるのです~。指の感覚としては、アルトリコーダーよりちょっと指広げるぐらい。コンフォートタイプはお値段も少々高めになるけど、演奏しにくい楽器を買うよりよほどいい。ということで、買ったのが

モーレンハウエル デンナーモデルコンフォート 素材チェリー

これ以外の選択肢はなかったので、悩むところといったら、素材を何にするかぐらい。リコーダーは素材によって音色もお値段もかなり変わるのですが、予算内ではパリサンダー、チェリーのどちらか。カルテットメンバーがパリサンダーのテナーを使っていたので、違うタイプの音色の方がいいだろうということで、これもチェリー(桜)にあっさり着地。
チェリー(桜)はあたたかい、甘い音色が特徴。音の輪郭が柔らかく、音がぼぅっと広がる。 そして、チェリーのもうひとつ良いところは、めっちゃ軽いこと。長時間持っても腕や手首が辛くなったりすることがないです。お店の方が、テナーのチェリーは女性に人気と言ってましたが、納得ですわ。
テナーのひとり録音もしたいけど、ちょっと時間かかるかも…(..;)。ちなみに、2021年6月25日『リコーダーとチェロで合奏』で公開した演奏「涙のパバーヌ」は、このテナーリコーダーで演奏してます。

宮地楽器小金井店

私のブログを読んで、もしかしたら首尾良く万が一、リコーダーはじめたいと思う方もいるかもしれないので(いるの?)、参考までにテナーリコーダーを購入したお店も紹介しておくね。
宮地楽器小金井店。リコーダーにも力を入れていて、品揃えは銀座のYA○A○Aに劣らないです。リコーダー担当のMさんには相談にのってただき、試奏もさせていただきました。納得できるリコーダーを選ぶことができて、Mさんに感謝です。ありがとうございました。

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